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2021/03/03
出展のお知らせ
令和3年
2月23日(祝・火)〜3月1日(月) 長崎浜屋(無事終了致しました)
2月25日(木)〜3月2日(火) そごう大宮店(無事終了致しました)
3月3日(水)〜3月9日(火) 大和香林坊店
4月2日(金)〜4月7日(水) 伊勢丹京都店
4月7日(水)〜4月12日(月) 小倉井筒屋
※コロナウィルス感染拡大防止の為、変更となる場合があります
2021/03/03
「第6回 日本の名匠たちの仕事展」に出展中 ~工房みち 銘木時計とオルゴール~
本日より、銘木時計と木製オルゴールなどを香林坊大和(金沢)にて出展しております。天然木のぬくもり、ディスクオルゴールの柔らかな響きを是非ご堪能ください。高級感溢れる機械式時計や、インテリアを彩るかわいい置時計なども展示しております。
3月3日(水)〜3月9日(火) 香林坊大和
2021/03/02
『銘木』 ~工房みち~ 銘木時計とオルゴール
銘木とは、主に稀少な杢、希少価値のあるもので、特に、杢に関してはケヤキの玉杢や、トチの縮み杢などが分かりやすい銘木である。馴染みのある杉材であっても、樹齢や木目の風合いで銘木となる。
【唐木】
インド南部、タイ、ラオス、ベトナムなどの熱帯産樹種である。中でも、紫檀(シタン)、黒檀(コクタン)、鉄刀木(タガヤサン)は「唐木三大銘木」とされ、重硬で緻密な材質であり、古くから銘木として珍重されてきた。現在では、東南アジアから直接輸入される高級木材の総称である。
シタン
マメ科の広葉樹。ローズウッドのひとつ。ブラジル産の物をブラジリアン・ローズウッドと呼び、ベルサイユ宮殿のルイ14世の玉座に使われるなど、ヨーロッパでは高級家具の材料として珍重される。
コクタン
カキノキ科の広葉樹。一般によく知られる代表的な銘木。非常に重く、黒いものほど高級とされる。
ビャクダン
ビャクダン科の広葉樹。芳香が特徴で香木として珍重される。
カリン
マメ科の広葉樹。瘤材の複雑な杢は、大変美しく愛好家に珍重される。
タガヤサン
マメ科の広葉樹。杢目が非常に美しい。
【世界三大銘木】
明治時代以降ヨーロッパ家具などで使われていた、ヨーロピアン・ウォルナット、チーク、キューバン・マホガニーを「世界三大銘木」と呼ぶようになった。
ヨーロピアン・ウォールナット
クルミ科の広葉樹。ヨーロッパのほぼ全域に生育しており、トルコなどでも見られる。また、同種の木が中国や中東にも分布する。
チーク
クマツヅラ科の広葉樹。三大銘木の頂点と称されることもある。インド、タイ、ミャンマー産の天然物が良質とされ、中でもミャンマーのチークは油分が多く重宝される。
キューバン・マホガニー(Swiettenia mahagoni)
センダン科の広葉樹。
【埋れ木】
埋れ木(うもれぎ)とは倒木が水や火山灰や土砂などに埋没し、酸素が遮断されることで腐敗することなく、長い年月を経て半ば炭化した木材のことである。非常に希少価値の高い銘木である。
【その他の銘木】
スネークウッド(Snakewood、学名:Brosimum guianense(ドイツ語版))
クワ科の広葉樹で、南米のギニア周辺の出材。入手は極めて困難で、高価である。蛇の鱗のような独特の杢が特徴で、この木で作られたステッキは「ステッキの王者」と呼ばれている。各国の王室や貴族でステータスシンボルとされてきた。
ナンテン
メギ科の広葉樹。成長が遅く、大径木は入手が困難である。「難を転じる」とされ、縁起物として箸などに使われる。
クリ
樹は硬く耐久性の高さから風雨にさらされる鉄道の枕木、同時に薄く引き剥がしやすい特性を生かし、屋根葺き用の薄板に使われた。クリア塗装すると力強い年輪が明瞭に現れるのが特徴である。
木曽檜(きそひのき)
ヒノキ科の針葉樹。檜は、反りが少なく水に強く耐久性があり、防虫効果があるなど、建材として優れた性質を持っている。中でも木曽産の檜は、世界的に優秀な針葉樹の木材とされ、日本を代表する木材のブランドである。
黒柿(くろがき)
カキノキ科の広葉樹。まれに柿の木(マメガキ)の幹の心材部にタンニンが溜まり、黒い模様の入った材木があり、「黒柿(くろがき)」と呼ばれる。出現するのは1万本に1本ともいう。外見は普通の柿の木と同じで、伐採しないと見つからないため、非常に希少価値が高く、その美しさから「銘木中の銘木」と称される。
沈香(じんこう)
ジンチョウゲ科の広葉樹。材木ではなく香木として使われてきた。中でも良質なものは、「伽羅(きゃら)」と呼ばれ珍重される。
屋久杉(やくすぎ)
スギ科の針葉樹。屋久島に自生する樹齢1000年以上の杉の総称。幹が太いため大きな一枚板が取れる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』